学校が急に休校。
外出も控えなければならない。
そんな中で、子供たちと毎日どう過ごしたらいいか分からないですよね。
今回は、家の中で長い期間過ごさなければならないこの機会にぜひやってほしい過ごし方をまとめました。
家で長い時間を過ごすからこそ、じっくりと取り組んでほしい内容ばかり。
ぜひやってみてください。
- 休校中のおすすめの過ごし方1 1日の時間割を自分でつくる
- 休校中のおすすめの過ごし方2 持ち物を全部見直す片付けをする
- 休校中のおすすめの過ごし方3 新学期の自己紹介を考えておく
- 休校中のおすすめの過ごし方4 なりたい自分について考えてみる
- 休校中のおすすめの過ごし方5 「好き」を伸ばす
- 長期休みだからこその過ごし方を子供たちに
休校中のおすすめの過ごし方1 1日の時間割を自分でつくる
まず、休校中の1日の時間割をつくりましょう。
学校があるときは登校時間に合わせて起きて、学校では先生がつくった時間割にそって生活をしています。
つまり、「決めたれた時間」にあわせて生活すればよかった訳です。
しかし、学校がなくなってしまったので生活のリズムは自分でつくらなければなりません。
特に決めてほしいのは、
- 朝起きる時刻
- 夜寝る時刻
- 勉強する時間
の3つ。
この3つが乱れてくると、生活全体が崩れやすくなってしまいます。
バーチカル手帳のような24時間の軸があるような紙を用意して、見える化するのが特におすすめ。画用紙に大きく手書きしてリビングに貼ってもいいですね。
ほかの予定は日によって変わることもあるでしょう。
「午前中にはこれ」「午後はこれ」というように、具体的にきめすぎずにざっくりとつくればOK。
ゆるい計画でいいので、守って生活することが大切です。
自由に過ごせる時間が長いことをよろこぶ子も多いでしょう。
でも、自由であるということは、やるべきことをいつやるのか自分で決めて自力で実行しなければならないということでもあります。
「毎日だらだらと過ごしてしまった」ということにならないように、ぜひ時間割づくりに取り組んでみてくださいね。
▼いろんなパターンの枠がダウンロードできます
休校中のおすすめの過ごし方2 持ち物を全部見直す片付けをする
家にいる時間が長いので、普段はなかなか時間がとれない片付けにチャレンジしてみましょう。
一気に全部をやろうと思うと難しいので、1日に1か所ずつ場所を決めて行っていくのがおすすめです。
たとえば、今日は引き出しの1段目を片付けると決めた場合。
- 引き出しの中身を全部出す
- いるもの・いらないもの分ける
- いるものだけをしまう
- いらないものは捨てる・誰かにあげる・売るなどして手放す
成長とともに必要なくなったものもあるはずです。
進級をひかえた時期でもあります。
持ち物を見直して、今とこれからに必要なものは何なのか、お子さんと一緒に考えてみましょう。
休校中のおすすめの過ごし方3 新学期の自己紹介を考えておく
残念ながら今年度はこのままバタバタと終わってしまうでしょう。
次に登校するのは新年度というお子さんがほとんどという状況。
だったら新年度にいいスタートがきれるよう、とっておきの自己紹介を用意してみませんか。
なかなか時間をかけて準備することなんてないけれど、その人の第一印象を決める大事なもの。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 大切にしていること・もの
- 人にほめられること
- 自分のこだわり
- 呼ばれたいニックネーム
など、じっくり考えてみましょう。
お子さん自身が自己理解を深める機会になりますよ。
休校中のおすすめの過ごし方4 なりたい自分について考えてみる
なりたい自分や目標についてじっくり考えるのもおすすめです。
たとえば、
- 将来どんな人になりたいか
- 進級後、〇年生の終わりに何ができるようになっていたいか
- 休校中にできるようにしたいこと
など。期間は長くても短くてもいいでしょう。
普段は目の前にある「やらなければいけないこと」をこなすことで精いっぱいになりがち。
でも、ゴールを考え、ゴールに向かって積み重ねをしていく逆算思考をすることで子供たちは、なりたい自分にいっそう近づけるのではないでしょうか。
なりたい姿がはっきりすれば、休耕期間もハリのある生活ができるかもしれません。
休校中のおすすめの過ごし方5 「好き」を伸ばす
せっかくの長いお休みなので、「好き」を伸ばして究めましょう。
勉強はもちろん大切ですが、これから子供たちが生きていく社会では+αがもとめられます。
人より飛び抜けてできることをもっている子や、何かを究めた経験をもっていることが価値になります。
ただ、「ゲームが好きだから毎日ひたすらプレイしてた」「ずーっと動画を見ていた」というだけなのはもったいないのでやめましょう。
ポイントは、「成果を残す」ということ。
「〇〇というゲームを究めて、大会で優勝した」
「ゲームが好きすぎて、自分でかんたんなゲームをつくってみた」
「動画を見て、〇〇博士と呼ばれるくらい詳しくなった」
など、受け身でいるだけではなく、休校明けに友達に自慢できるようなことをぜひ。
内容は、趣味・勉強・家事・習い事など、どんなジャンルでもOK。
ぜひ「好き」をクラスで1番・学年で1番といえるくらいに伸ばしてみましょう。
長期休みだからこその過ごし方を子供たちに
いかがでしたか。
家庭での生活が長くなる長期休みは、お子さんのセルフコントロール力が試される時期でもあります。
自分で自分の生活をコントロールし、新型コロナウイルスの影響で不安な中でも充実した生活が送れるようサポートしていきましょう。
今回ご紹介したものは、普段はなかなかできないけれどぜひ子供たちにやってみてほしいものばかり。
気になったものがあれば、おうちの方も一緒にぜひやってみてくださいね。
以上、休校中に子供たちにおすすめしたい過ごし方のご紹介でした。