夏休みの読書感想文でお悩みですか?
「どの本を選ぼう?」「どういうところを意識して読めばいいの?」と、分からない事がいっぱいですよね。
本記事では、第65回青少年読書感想文全国コンクールの低学年課題図書『もぐらはすごい』のあらすじとポイントをご紹介。
小学校で読書感想文の書き方指導をしてきた経験を活かし、この本がどんなお子さんにおすすめなのか、この本で感想文を書く時のポイントはどこかをお伝えしていきます。
ぜひ宿題に役立ててください。
- 読書感想文課題図書『もぐらはすごい』のあらすじ
- 読書感想文課題図書『もぐらはすごい』をおすすめする子
- 低学年課題図書『もぐらはすごい』で感想文を書く時のポイント
- 『もぐらはすごい』を読んで、読書感想文を書いてみよう
▼2019年夏・低学年の課題図書
読書感想文課題図書『もぐらはすごい』のあらすじ
「もぐらのくらしは謎だらけ!」と帯をつけられたこの本。
第24回日本絵本賞の大賞を受賞しています。
もぐらは人生のほとんどを土の中で過ごす生き物。
生きているもぐらの生活を観察することは非常にむずかしく、まだまだ分からない事がたくさんある生き物だそうです。
そんなもぐらの体のつくりや生活の様子をまとめたのがこの『もぐらはすごい』。
- もぐらの手足、鼻など体のつくり
- 巣の作り方
- 子供がひとり立ちする様子
など、大人が読んでも「へ~、そうなんだ!」って思うことばっかりのためになる絵本です。
読書感想文課題図書『もぐらはすごい』をおすすめする子
この本を読書感想文の本におすすめしたいのは次のような子たちです。
- 生き物が好き
- 新しい事を知るのが大好き
- もぐらに興味がある
- 絵が好き
- 文章を読むのは苦手
『もぐらはすごい』は、読み物ではなく知識の絵本。
自然や生き物に関心がある子におすすめです。
もぐらに興味がある子はもちろんですが、文章を読むのがあまり好きじゃないという子は図鑑の感覚で楽しめます。
物語の本とは違った視点で感想文を書けますよ。
低学年課題図書『もぐらはすごい』で感想文を書く時のポイント
『もぐらはすごい』で感想文を書く時のポイントをお伝えします。
読み物の本とは違った視点をもって本を読むことがポイントになります。
いくつかの質問の答えを上手に組み合わせると、感想文の構成ができちゃいますよ。
読む前に もぐらのことで知ってることってどんなこと?
まず、絵本を開く前にもぐらについてもっている知識を確認しましょう。
読んだ後との変化を分かりやすくするためです。
ふせんやメモに書き残しておくといいですね。
読む前に もぐらのことで知りたいことってある?
読む前に、もぐらについて疑問をあげておくのもよいですね。
絵本のなかに答えがあるかどうかを探して読むことができます。
自分の知りたいと思ったことの答えが知れたらお子さんはうれしいですもんね。
一番『すごい』と思ったところはどこ?
題名にある通り、本の中ではもぐらのすごさがたくさん紹介されています。
お子さんはどの部分が一番すごいと感じたでしょうか。
たくさんあると思いますが、3つほど理由と合わせて挙げてみましょう。
あなたがもぐらだったらどう?
もぐらと自分を比べてみましょう。
「〇〇をしてみたい」とか「〇〇はしたくない」とか、いろいろ楽しくお話してくれると思います。
感想文に書けるように、理由も答えてもらってくださいね。
作者は何を伝えたくてこの本を書いたんだろう?
本にするからには、伝えたいことがあったはずです。
作者の考えを想像してみましょう。
『もぐらはすごい』を読んで、読書感想文を書いてみよう
いかがでしたか?
『もぐらはすごい』の魅力やポイントは伝わったでしょうか。
大人が読んでも不思議だらけのもぐら。
お子さんが読書感想文を書く時も、本を読んで驚いたことや感動したことを素直に綴ると素敵な感想文ができそうですね^^
気になった方はぜひ絵本を手に取ってみてください。
ご質問やほかに知りたい事などあれば、コメント欄やお問い合わせからお気軽にご連絡ください。
すてきな感想文がかけますように。
▼2019年夏・低学年の課題図書