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通知表・成績表の正しいみかた解説|ほめて自信をつける材料に

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通知表・成績表は褒めるために使おう|褒めて自信をつける材料に


終業式・修了式の日に気になるのは、通知表ですよね。

 

前よりも成績は上がっているか、先生は我が子にどんな所見を書いてくれているだろうか・・・

前回よりも成績が下がってショックを受けることもあるかもしれません。

 

思うことはいろいろあるかもしれませんが、お子さんの通知表はぜひ【褒めるため】に使ってください。

 

この学期の子供たちの頑張りを学校からは紙一枚でしか伝えることのできません。

しかし、この一枚の紙の中にはお子さんの魅力がたくさん詰まっています。

 

ぜひ、数字や〇の数以外にも目を向けてみましょう。

 

 

通知表・成績表は褒めるために使おう

通知表や成績表はぜひ、お子さんを褒めるために使いましょう。

なぜなら、通知表はお子さんの頑張りを評価し、モチベーションを高めるために作られているからです。

 

そもそも、通知表はなくてもよいもの。

「通知表をつくって家庭に成績を伝えなさい」というようなきまりはありません。

すべて、学校独自の判断で行われているものです。

 

だから通知表の形式は学校ごと・市町村ごとに違っていますが、発行する目的はお子さんの頑張りを本人・家庭に伝え、引き続き頑張るモチベーションにしてもらうこと。 

ぜひ、悪いところを探して叱るだけのものにはしないでほしいんです。

 

 

通知表から分かるお子さんの今学期の頑張り

通知表は今学期のお子さんの頑張りがぎっしりと詰まったもの。

ABCなどの記号や数字、短い文章しか書いてありませんが、これらはすべて担任・授業担当教員によって数週間かけてつくられたもの。

ひとつひとつの数字や文字をじっくりと検討して決めているんです。

ぜひ保護者の方もじっくりと読み取って、お子さんのよさを探してくださいね。

 

評価基準に注目 Bは「できました」

もらってきた通知表には、通知表の見方や評価基準が書かれています。

ここをぜひじっくりと見てみてください。

 

A・B・Cの3段階評価の場合、Bは「できました」の評価がほとんどです。(学校によって基準や表現は異なります)

Bは「普通」ではなく「できています」なんです。

Bは学年で習得すべき内容をおおむね理解している・身に付いているという意味。

割合的には、Bをもらうお子さんが一番多いと思いますが、Bばかりだからといってがっかりしないでくださいね。

 

Aがつくのは「スペシャルいいとき」です。

わたしが勤務していた学校では、学期のテスト・授業の課題・授業での関心意欲態度が90%以上のときにはAをつけていました。

学期を通してある教科で90%以上を取り続けるってかなり難しいこと。

Aがあったお子さんにはスペシャルに褒めてあげてくださいね^^

 

行動の記録で〇がついているのは、際立ってよかったところ

行動の記録は、文章で書いたり〇をつけたりしてお伝えします。

通知表の限られた紙面で伝える行動の記録は、今学期、その子がとくに際立っていた行動です。

 

どんなに完璧で天使みたいなお子さんでも行動の記録の欄すべてに〇がつくことはありません。

人には個性があるので、それでいいんです。

 

人には、できることとできないこと・得意なことと苦手なことがあるからおもしろいと思いませんか。そのでこぼこがその人らしさだったり魅力だったりするんです。

 

たとえば、思いやり・協力の欄に〇がついているお子さんは、集団のなかで友達の気持ちを考え、友達のためになる行動を起こせる子。これってすばらしいことです。

 

そんな風に、〇がついているところは「集団のなかで行動として見えている強み」。

家庭のなかとの違いがあっても当然です。

集団でのお子さんの強みはどこなのか、探してみてくださいね。

 

できなかったことは「まだできていないだけ」 これからできるようになればいい

そうはいっても、低い成績や〇の少なさは気になるものですよね。

 

ぜひ分かっておいてほしいのは、できなかったことは「まだできていないだけ」だということ。

たとえば、Cがついていたりすると「他の子はできているのにこの子はなんでできないんだろう」などとお子さんやご自身を責めてしまう方もいます。

 

でも、お子さんによって発達のスピードは本当にさまざま。

たとえば、算数の図形が苦手なお子さんはまだ図形の見方が育っていないだけだったりします。

1年後に同じ問題を解くとすらすらできちゃったりするんです。

 

そんな風に、育ち方・発達のバランスは人によって違うので、今できていないからといって落ち込んだり諦めたりする必要はまったくありません。

 

逆に、「今はまだこの部分が育っていないんだな」という部分を見つけたら、それを補うような行動をおうちでも取り入れるなどして伸ばすことができます。

子供たちはまだまだ育っている途中です。できないことを見つけてがっかりするのではなく、できるようになったことの数を数えて、できなかったことはできるようになる時期を待つのがいいでしょう。

 

通知表はできること・強みをほめて、自信をつける材料に

通知表の見方、いかがでしたか。

今回の通知表からお子さんのできるようになったこと・強みをみつけてぜひたくさん褒めてあげてくださいね。

 

通知表がお子さんにとって嫌なものではなく、自信をつける材料になることを願っています。

 

以上、通知表・成績表のお話でした。

 

 

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