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学校の勉強って役に立つの?プロのライターが使う、国語で習った悩まず一気に書く技術

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「書くこと」に苦手意識のある人は、多いのではないでしょうか。

 

わたしも、書くことがもっと上手になりたいと思っている一人です。

 

学校勤務では、毎学期、通知表をつくっていました。

 

とくに担任からの所見欄は伝えたいことはあっても、それをうまく表現できずに何日間も悩んできました。

 

ブログを書くようになってからも、時間がかかりすぎてしまうのが悩み。

 

もっと上手に、そして速く書けるようになりたい。

 

そう思って手に取ったのが、上阪徹さんの「10倍速く書ける 超スピード文章術」

 

10倍速く書ける 超スピード文章術

上阪 徹 ダイヤモンド社 2017-08-24
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by ヨメレバ

 

帯に書いてあった「悩まず一気に書き終わる」というキャッチコピーに惹かれました。

 

読んでみて、これが求めていたことだ!と思いました。

 

 

ライターの「書くテクニック」はすごい

 

 

著者の上阪徹さんは、ブックライター。

 

23年間という長い期間書く仕事をしていて、一度も締め切りを守れなかったことはないとのこと。

 

そんな上阪さんによると、速く書くためには、

 

  • 読者と伝えたいことをはっきりさせる
  • 素材を集める

 

ということが大切。

 

素材が十分に集められれば、文章はそれを並べ替えるだけで書けてしまうという内容には、目から鱗でした。

 

わたしの「書く」には、パソコンや紙の前で、頭を抱えながらああでもないこうでもないと悩むことを含んでいました。

 

しかし、「素材集め」「素材を使う順序決め」をしっかりしてしまえば、実際の書く作業はノンストップで進められます。

 

つまり、「書くこと」に難しさを感じていたわたしたちに足りなかったのは、書く前の準備だったのです。

 

 

ライターが使っている方法は、小学校で教えている!

 

この本を読んだ後、本で学んだことをできることからやっていこうと、少しずつ実践しています。

 

とてもよい方法で、以前よりも確かに悩む時間が減ったことを実感しています。

 

「書くこと」への気持ちの負担がかなり小さくなりました。

 

学んだことを試してみたいという気持ちから、もっと書きたい!という気持ちもわいてきます。 

 

そして、しばらく実践してきて気づいたことがひとつ。

 

本を読んで、さすがプロはすごい!と思ったこの「書く技術」。

 

これ実は、小学校の国語の授業で教えている書き方だったんです。

 

 

3年生の教科書と比べてみる

 

東京書籍の小学校3年生の教科書、「心にのこったことを」の単元を例に挙げてみます。

 

この単元のねらいは次の2つ。

 

  • つたえたいことを決めて、文章の組み立て方を考えて書く
  • 出来事のようすやそのときの気持ちが伝わるように書く

 

このねらいを達成する方法を4ステップで紹介しています。

 

1 いちばん伝えたいことを決めよう。

  (この単元では友達に向けて)

2 出来事をくわしく思い出そう。

  (したこと・見たこと・聞いたこと・思ったことなどを

   詳しく思い出してカードに書き出す)

3 文章の組み立てを考えよう。

  (伝えたいことに合うカードを選び、並びかえる)

4 考えた組み立てをもとに、文章を書こう。

 

これが、上阪さんの本だと以下のように。

 

1 読者と、文章で伝えたいことを決める。

2 素材を集める。

3 素材の中から使うものを決め、並べ替えて構成を決める。

4 文章を書く。

 

言葉こそ違えど、プロのライターがやっていることは、なんと小学校3年生で学習することとほぼ同じことだったのです。

 

小学校勤務だったとき、この単元を実際に児童に指導しました。

 

でも、まさか自分の「書く」に関する悩みも解決してくれる方法だとは夢にも思いませんでした。

 

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学校の勉強は、十分仕事の基礎になる

 

作文や読書感想文のように、書くことが目的で書くというのはこどものうちだけかもしれません。

 

しかし、大人になって、仕事をするようになってからも、「書く」ということは続きます。

 

たとえば

受験の小論文をかいたり、

レポートをつくったり、

お客さんにメールしたり、

企画のプレゼン資料をつくったり、

もしかしたらラブレターを書いて思いを伝えることもあるかもしれません。

 

暮らしの中で欠かせない「書く」ですが、小学生で学ぶ方法・手順で基本は十分におさえられます。

 

小学校で学んだことを応用させればプロとしてもやっていけます。

 

学校の勉強なんて、大人になったら使わないからムダだ!と感じている人もいるかもしれません。

 

でも、「書く」に限らず、小学校・中学校で学習したことが、その後の生活や仕事に役立っていることは、思った以上に多くあります。

 

学校で教員をして、子供たちに勉強を教えながら、「教科書に書いてあるこの内容、自分の仕事や生活に直接役立つな」と感じたことは、かなりあります。

 

そう考えると、学校での勉強なんて、と思う気持ちも、弱まるのではないでしょうか。

 

もしわたしの「書く」の悩みのように、できないこと・苦手なことがあったら、小学生・中学生のときに学んだ方法に戻ってみるというのは、一つの解決方法になるでしょう。

 

上阪徹さんの「10倍速く書ける 超スピード文章術」では、素材集めのポイントをさらに詳しく紹介しています。

 

さらに、文字数別に書くコツを紹介。

 

この方法をうまく使えれば、10万字の本を書くことも可能です。

 

一読するとすぐに使えるテクニックがたくさん書いてあります。

 

「書く」にお困りの方は、ぜひ一度読んでみてください。

 

 

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