読書感想文の本選びでお困りなら、ヨシタケシンスケさんの本をおすすめします。
ゆるくかわいらしい絵と考えさせられる内容が、読書感想文にぴったりだからです。
ヨシタケシンスケさんの本なら、読書が苦手なお子さんでも難なく読めてしまいますよ^^
この記事では、ヨシタケシンスケさんの本の中から読書感想文におすすめな本を冊ご紹介。
読書感想文の本選びにぜひ役立ててください!
- 『ころべばいいのに』で嫌いな人との付き合い方・人間関係について考える
- 『あるかしら書店』で本・本屋さん・図書館について考える
- 『ぼくのニセモノをつくるには』で自分の個性について考える
- 『りんごかもしれない』で、物の見方を変えてみる
- 『このあとどうしちゃおう』で死んだあとのことを考えてみる
- ヨシタケシンスケさんの絵本をきっかけに、考えたことを読書感想文にまとめよう
『ころべばいいのに』で嫌いな人との付き合い方・人間関係について考える
わたしには きらいな人がいる。
なんにんか、いる。
と、なかなかどきっとする文で始まる本。
嫌いな人に心の中で仕返しする方法や、気持ちの切り替え方などがユーモアのある描き方をされています。
本を読んだ後には、きらいな人がいる自分も許せるし、嫌いな人にも優しくできそうな気持ちになれます。
参考▶人間関係が楽になる!絵本『ころべばいいのに』ヨシタケシンスケ
『あるかしら書店』で本・本屋さん・図書館について考える
あるかしら書店は、ある本屋さんが舞台の本。
お店のおじさんに「〇〇の本ってあるかしら?」とお客さんが尋ねると、おじさんが「ありますよ!」といって本を紹介してくれます。
こちらから本の表紙をタッチすると中を数ページ立ち読みできます。
おじさんが紹介してくれる本は、「こんな本読んでみたいな!」「こんな本あったらいいのに!」と思うおもしろそうなものばかり。
ついつい一緒に、「こんな本もあったらいいのに」と想像が広がり、本が愛おしく思えるようになりますよ^^
参考▶『あるかしら書店』で本がもっと愛おしくなる!本好きにおすすめしたい一冊
『ぼくのニセモノをつくるには』で自分の個性について考える
宿題やお手伝いをするのがいやなぼくは、お手伝いロボを買って、自分のニセモノをつくることを思いつきます。
「ぼくのニセモノをつくってそいつにぜんぶやってもらおう!」
ロボットを自分そっくりにするために、自分のことを説明しはじめます。
名前、家族、外見のとくちょう、好きなものと嫌いなもの、できることとできないこと、小さい頃のこと、ご先祖のこと・・・
みんなから見た自分や、自分は一人しかいないことについても考えます。
本を読んで、お子さんも「自分はどんな人間なんだろう」と考えるきっかけになるでしょう。
『りんごかもしれない』で、物の見方を変えてみる
学校から帰ってきて、テーブルの上にりんごが 置いてあるのに気が付きます。
でもこれ、本当はりんごじゃないかもしれない。
ほかのくだものかも。
魚が丸まってるのかも。
メカなのかも。
卵なのかも。・・・
当たり前に感じているものも、本当は当たり前じゃないかもしれない。
当たり前にとらわれず、視野を広げて考えることのおもしろさを感じられる本です。
『このあとどうしちゃおう』で死んだあとのことを考えてみる
死んだおじいちゃんの部屋から、自分が将来死んだらどうなりたいか、どうしてほしいかを書いた「このあとどうしちゃおう」ノートの内容がお話の中心。
おじいちゃんは、ノートに
このあと(死んだあと)の予定、天国にいくときのかっこう、生まれ変わったらなりたいものなどかいています。
そのノートを見ながらぼくは、「おじいちゃんはしぬのがたのしみだったのか。それともこわかったのか」を考えます。
そして、自分も死んだ後にやってみたいことをノートに書き出そうとして、その前に生きているうちにやりたいことを考えなくちゃと気が付きます。
生きること・死ぬことという重たいテーマを、ゆるく楽しい雰囲気の絵本を読みながら考えることができますよ。
ヨシタケシンスケさんの絵本をきっかけに、考えたことを読書感想文にまとめよう
ヨシタケさんの本はどれも、おもしろいのに考えさせられるものばかり。
本を読むと、「自分だったら・・・」と考えてしまうつくりになっています。
この夏休みはぜひ、ヨシタケシンスケさんの本を読んで感想文を書いてみましょう。
宿題のことで困ったことやお悩みなどあればお気軽にコメント欄や問い合わせフォームからご連絡くださいね^^
以上、読書感想文におすすめのヨシタケシンスケさんの本を紹介しました。