検索エンジンから「読書感想文」と検索すると、「書き方」というワードがセットで出てきます。
それだけ読書感想文の書き方に悩む人は多いです。
読書感想文の書き方で悩んでいるなら、「書くこと」についての本を読んで、
- どんなことが難しくて悩んでいるのか
- ためになったことは何なのか
- 学んだことは何なのか
について書いてみてはどうでしょう。
今回おすすめする本は、青年失業家・田中泰延さんの著書 「読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術」。
この本を読むと
- なぜ書くことがむずかしくて苦手だったのか
- 何を書けば楽しく書けるのか
を知ることができて、自分でも文章を書いてみたくなりますよ。
小学校高学年くらいから中学生・高校生の読書感想文の本としておすすめです。
お父さん・お母さんが読んでも楽しめる一冊ですよ。
- 読書感想文の書き方で悩んでいるのは、何を書いたらいいのかを分かっていないから
- 読書感想文で書くべきことは、「本に書いてあった事実+自分が何を感じどこを愛したか」
- 実例:小学生が書いた「読みたいことを、書けばいい。」の読書感想文
- 読書感想文は、読みたいことを、書けばいい。
読書感想文の書き方で悩んでいるのは、何を書いたらいいのかを分かっていないから
読書感想文の書き方で悩んでいるのは、何を書いたらいいのかを分かっていないからです。
本を読んだ後にどんなことを書きたいかがはっきりしていれば、書きたいことをどんどん書き連ねていけばいいので書くことで悩むことはありませんよね。
読みたいことを、書けばいい。 のタイトル通り、読書感想文に書くべきなのは自分が読みたいことです。
読書感想文をはじめ、文章を書こうとするとなぜかかっこつけたがりの自分が登場してきませんか?
だれに何を言われたわけでもないのに、なぜかいいことを書かなくちゃいけないという気持ちがむくむくと湧き出てきて、本当の自分は思っていもいないようなことを書いてしまうことも。
自分が思っていもいないことを原稿用紙に何枚も書くのはつらいに決まっています。
まずはここから改めましょう。
読書感想文には、自分の思ったことを正直に書いていいんです。
かっこ悪くてもずるくても、自分の気持ちや考えたことを正直に書いていく。
これが読書感想文の書き方の一番のコツです。
読書感想文で書くべきことは、「本に書いてあった事実+自分が何を感じどこを愛したか」
読書感想文で書くべきことは、本に書いてあった事実をもとに、自分が何を感じどこを愛したかです。
読書感想文の場合、本に書かれていた出来事やあらすじばかりを書いていると本の紹介文にしかなりません。
大切なのは、本に書かれていたことをもとに、自分が何を感じどこを愛したのかに重点を置いて書くこと。
自分が感じたことや愛した部分=あなたの感想だからです。
実例:小学生が書いた「読みたいことを、書けばいい。」の読書感想文
岩下智さんが、読みたいことを、書けばいい。 を読んで実際に読書感想文を書いたお嬢さんの作品を公開しています。
ひろのぶさん @hironobutnk 、娘の読書感想文ができました!書くのに10日かかったそうです。本人の許可も得たのでシェアします。ご査収くださいませ。仕込みなしです。 #読みたいことを書けばいい pic.twitter.com/7QzueKsFHQ
— 岩下 智 (@i_Shuttle) August 26, 2019
小学生が「書くこと」について自分が感じていることをこんなに素直な表現でまとめることができるなんてと、表現力に驚かされた作品でした。
読書感想文は、原稿用紙の使い方に細かいルールがたくさんあって面倒くさい
自分で書いていても何だか本当に自分が思った事ではないような違和感を感じ、読み返したくもない
と読書感想文を苦手としているほとんどの人が感じている想いを正直に書きつつも、
- 本を読んで気づいた書くことが苦手だった理由
- 「読みたいことを書く」とはどういうことか
を自分の言葉を使ってまとめています。
いわゆる「お手本の型どおりの読書感想文」ではないし、読書感想文で賞に選ばれにくい作品かもしれません。
でも、こんなに読んでいて面白く、書き手の感じたことが正直に伝わってくる作品、つい読みすすめてしまいませんか?
かっこつけずに「自分の読みたいことを書く」を心がけることで、つい読みたくなる読書感想文を書き上げることが可能になります。
読書感想文は、読みたいことを、書けばいい。
いかがでしたか?自分らしい読書感想文、書いてみたくなりませんか。
文章を書くことは難しいですが、とても面白いことでもあります。
せっかく書かなければならないのなら、自分が読み返したいと思える、読みたいことが書かれた正直な読書感想文を書いてみましょう。文章は、書いている自分が楽しいのが一番です。
読みたいことを、書けばいい。 を読むと、文章を書くっておもしろいなと思えます。
文章を書くことを仕事にしているわたしでも時々何を書くべきか迷うことがありますが、ときどき読み返して忘れないようにしようという言葉がいくつも見つかりました。
ぜひ読みたいことを、書けばいい。を一読してみましょう。
そして、この本の読書感想文を書くもよし。別な本を探して読書感想文を書くもよし。
自分が読み返したくなる読書感想文を書いてみてください。
以上、読書感想文の書き方でした。
作品ができたらぜひ、コメント欄やTwitter (@2322432e) から作品をみせてくださいね^^
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