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『もうひとつの屋久島から』の内容とポイント|読書感想文・夏休み課題図書

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読書感想文『もうひとつの屋久島から』の内容とポイント│夏休み課題図書




ゆっくりと時間のある夏休みは、歴史や地球の大きさを感じさせてくれる自然についての本を読んで視野を広げるのもいいですよね。

 

2019年小学校高学年の読書感想文コンクール課題図書に指定された『もうひとつの屋久島から―世界遺産の森が伝えたいこと』を読むと、縄文杉屋久島を通して自然の豊かさや偉大さを感じることができますよ。

この記事では、「屋久島ってすごい!縄文杉の周りには、たくさんの問題もあることが分かったけど、どうやって読書感想文をまとめたらいいか分からない」という悩みを解決していきます。

 

この本の大まかな内容についてもご紹介していくので、まだどの本で感想文を書いたらいいか決められていないという子にもおすすめです。

 

いっしょにもうひとつの屋久島から―世界遺産の森が伝えたいこと の感想をまとめていきましょう。

 

 

読書感想文『もうひとつの屋久島から』の内容 

 

もうひとつの屋久島から―世界遺産の森が伝えたいこと (フレーベル館ノンフィクション)

 

世界遺産の島にかくされた「もうひとつの」すがたとは?

世界遺産の森が伝えたいこと

 

帯より 

 

この本は著者で新聞社に勤めていた武田剛さんが、鹿児島県にある屋久島に家族と移住し、時間をかけて取材した島の自然とそれを取り巻く環境の記録。

 

1993年に日本で初めて世界遺産に登録された屋久島は、豊かな自然が魅力の島。

しかし、世界遺産になる直前まで古くからあった原生林を伐採してきたという、あまり知られていない歴史ももっていることはご存知でしたか。

 

屋久島の過去・現在・未来について知り、わたしたちは自然とどう関わっていくべきかを考えることができるドキュメンタリーとなっています。

 

課題図書「もうひとつの屋久島から」を読んで読書感想文を書くときのポイント

ドキュメンタリーの本で読書感想文を書くには、視点をしぼることが必要です。

 

著者・武田剛さんの目から見た屋久島の過去・現在について書かれている内容のうち、自分の心がもっとも動いた部分(感動した部分)を3つほど選んでみましょう。

そして、その3つの部分に共通するテーマについて、感想をまとめていきます。

 

すべての部分について触れようとすると、どうしても文章があちこちにいってしまい、まとまらない作品になってしまいます。

自分がもうひとつの屋久島からを読んで何を思ったのか、感想文を読む人・この本をまだ読んでいない人に感動を伝えるつもりで書いていきましょう。

 

今回は、読書感想文のテーマになりそうな内容をいくつか取り上げてみます。

読書感想文をまとめていくときのヒントにしてくださいね。

 

本を読む前に。「屋久島」「縄文杉」について知っていることは?

この本を読む前に、屋久島や縄文杉について知っている子は少ないでしょう。

事前に「屋久島」「縄文杉」について、どれだけ知っていましたか?また、どんなイメージをもっていますか?

 

読書感想文の書き出しに自分のもっていた知識やイメージを書くという方法もあります。

 

屋久島に住むことについて、あなたはどう思いますか?

著者の武田剛さんは、屋久島の自然に惹かれて移住をして、みんなに屋久島の魅力を伝えるために取材を始めます。

 

あなたは、屋久島に住むことについてどう思いますか?住んでみたいと思いますか。それとも、武田さんの奥さんやお子さんのように森と山に囲まれた生活には反対ですか?

 

慣れた土地を離れて新しい土地に住むこと

住んでみて初めて分かること

などについて、読んだ感想をまとめてみるのもよいですね。

 

屋久島で見てみたいもの・行ってみたい場所はどこですか?

本の中では、縄文杉以外にも武田さんが取材したたくさんの島の魅力あるスポットが紹介されています。

あなたが行ってみたい・見てみたいと思ったのは何ですか?どうしてそれを見たいと思ったのでしょう。

 

興味をもったスポットは、本で書かれていること以外にインターネットや屋久島の本などで調べて、その知識もあわせて感想文にまとめるとより詳しくなりますね。

 

屋久島の課題について、あなたはどうしていくのがいいと思いましたか?

本の4章では、屋久島の課題について書かれています。

 

  • 縄文杉の問題
  • 山のトイレ問題
  • 山小屋問題

など、たくさんの問題を抱える屋久島。

 

大切な自然を守りつつ、観光に訪れる人・屋久島に住む人が気持ちよく過ごすために、どんなことが必要になるでしょう。

本を読んで考えた解決策など、あなたの考えやできることを書いてみましょう。

 

夏休みは課題図書『もうひとつの屋久島から』を読んで、読書感想文を書いてみよう

いかがでしたか?読書感想文の方向性は見えたでしょうか。

 

著者の武田剛さんが家族の反対を押し切ってまで移住してみなさんに伝えたいと思った屋久島の自然について、あなたもぜひ考えてみてくださいね。

 

 

この本で読書感想文を書くのは難しそうだと思ったら、他の課題図書を読んでみるのもいいでしょう。

下の記事で本のあらすじ・内容とポイントを紹介しています。

 

読書感想文『ぼくとニケ』のあらすじ・内容とポイント|夏休み課題図書

読書感想文『かべのむこうになにがある?』のあらすじとポイント|夏休み課題図書

 

また、質問などあればツイッターや問い合わせ欄からお受けしますのでお気軽にご連絡くださいね^^

ゆ こ (@eeyukoee) | Twitter

 

以上、課題図書『もうひとつの屋久島から』についてご紹介しました!

 

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