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子供が「中学受験やめたい」と言ったとき、親にできる6つのこと

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子供が「中学受験やめたい」と言ったとき、親にできる6つのこと


この時期、「中学受験やめる」と言ってくるお子さんは結構多いと塾の講師をしている方に聞きました。

 

はやい時期から遊ぶのを我慢して塾に通い、長期休みも旅行じゃなくて講習会に通ってきた子。

それを支える家族も送り迎えやお弁当作り、生活の時間を合わせたりと、大変な苦労があった数年間を過ごしてきています。

 

勉強に疲れてしまったり、心が折れてしまって「受験をやめたい」と言ってきた子に、親ができることは何なのでしょうか。

 

後悔しない選択はないのですが、できるだけ後悔の少ない選択になるよう、ご一読ください。

 

 

親にできること1:子供の話をよく聞く 

 

まずは、お子さんの話をよく聞いてあげましょう。

 

お父さんやお母さんに「受験をやめたい」というまでにも、一人で長い期間悩んできた子もいるでしょう。

 

いつから悩んでいたのか、どうして受験をやめたいと思ったのか、まずはよく聞いてあげましょう。

 

ついつい大人の目線でアドバイスをしたくなってしまうのですが、聞くべきことを全部聞けるまでは大人の意見を伝えるのは待ちましょう。

 

親にできること2:塾をしばらく休ませてみる

 

いきなり塾をやめてしまうのではなく、まずは塾を休んでみるのもいいでしょう。

 

塾の先生にも事情を話し、2週間とか1か月とか、期間を決めてお休みしてゆっくり過ごすのも悪くありませんよ。

 

受験勉強からしばらく離れて過ごしてみると、考えが変わることもあるかもしれません。

 

親にできること3:受験を考えていた学校を見に行ってみる

 

もう何回か受験予定の学校見学には行っていると思いますが、改めて中学校を見に行ってみるのもいいでしょう。

 

学校をみて「ここに通いたい!」と思った気持ちがよみがえるかもしれませんし、在校生の制服姿を見て「あの制服を着たい!」と思う子もいます。

 

あわせて、受験をやめた場合の進学先(学区の中学校など)も見に行ってみると、進学後のイメージを比べやすくなるでしょう。

 

気分転換もかねて、一緒に出掛けてみてはいかがですか。

 

親にできること4:受験をやめた場合・続けた場合の未来を想像してみる

小学生のお子さんにとって、中学校は遠い別の世界。

受験をする・しないの違いによって、その後どんな生活が待っているのかが十分に分かっていない場合もあります。

 

中学受験をするとこういう生活を送ることになって、受験しないとこういう生活が待ってるよと、高校・大学への進学まで見据えて話してあげましょう。

 

親にできること5:親の考えを伝える

受験をやめることについて、お父さん・お母さんの考えを伝えましょう。

 

アドバイスではなく、「お父さん(お母さん)はこう思うよ」というⅠメッセージの伝え方を心がけるとお子さんのプレッシャーになりにくいです。

 

これまでの努力をみてきて感じたこと、受験でどんなことを学んでほしいか、中学校ではどんな学校生活を送ってほしいと思っているのかなど、正直な想いを伝えてあげてください。

 

親にできること6:受験を続けるかやめるか、決断するのは子供本人に

十分に時間をとって検討させた後、受験するかどうかを決めるのはお子さん自身の判断に任せましょう。

 

受験勉強をするのも、受験当日に試験を受けるのも、結果を受け止めて中学校に進学するのも、お父さんお母さんではなくお子さんです。

 

親の考えを押し付けた形で終わることのないようにしましょう。

 

親の考えを優先してしまうと、もし中学に進んだあとうまくいかないことがあったときに「あのときお父さん(お母さん)が、受験しろって言ったから!」のようなことになっては残念です。

 

親は、見守ってサポートすることはできますが、子供の人生の責任をとってあげることはできません。

 

小学生はまだ子供だけれど、大事な進路選択であることには違いありません。

受験するかしないか、最後は子供の意思を尊重してあげるようにしましょう。

 

今考えられる一番いい選択を

いかがでしたか。

 

お子さんの受験は、家族の生活にも大きく関わる問題。

受験するかしないかでその後のライフプランが大きく変わってきます。

 

どちらにするのがよいのかは悩みどころですが、焦ることなく時間を十分にとって考えてみてください。

 

以上、親にできる6つのことをご紹介しました。