読書感想文の書き方でお困りですか?
本を読んだ感想と言われても、
- 楽しかった
- 悲しかった
- すごかった
くらいしか書けないですよね。
「これじゃ、原稿用紙が埋まらないよ!」という方にオススメなのが、読書感想文=体験談+考えたことという書き方。
これを知っているだけでも、読書感想文を書くハードルがぐんと下がります。
本記事では、小学生に読書感想文の書くときのコツとして伝え、効果の大きかった方法をご紹介します。
- 読書感想文=体験談+考えたことで書くのがコツ
- 本を読んで思い出した体験+考えたことを書く
- 体験+考えたことを読書感想文に入れると、自分にしか書けない感想文が書ける
- 似た体験も反対の体験もなかったら、本の登場人物になりきればいい
- 「読書感想文=体験談+考えたこと」で、その子にしか書けない個性ある感想文を書こう
読書感想文=体験談+考えたことで書くのがコツ
読書感想文で、本を読んだ感想を書こうとすると苦戦します。
なぜなら、読書感想文で書くべきなのは体験談+考えたことだからです。
本の感想は、同じ本を読んだ全員がほぼ同じ
小学生の課題図書の場合、文章の量もそう多くないので、感想を書けと言われても同じ本を読んだ全員がほぼ同じ感想をもちます。
たとえば、今年の低学年の課題図書『もぐらはすごい』だったら、本を読んだ子供全員が「もぐらはすごいと思った」という感想をもつでしょう。
本当かどうかは、読んでチェック▼
せっかく書くのに、みんなが書くのと同じことを書いても仕方ありません。
では、読書感想文には何を書くべきなのでしょう。
読書感想文にまず書くべきなのは、感想をもった「理由」
楽しかったです・おもしろかったですという感想には、必ず理由をつけましょう。
同じ感想をもっても、そう思った理由は読んだ人一人ひとりが違っているはずです。
なぜそこが面白いと思ったのか、なぜそこが心に残ったのか、読書感想文では必ず理由を書くように心がけましょう。
本を読んで思い出した体験+考えたことを書く
感想に理由をつけると、多くはその子の過去の体験と結びついています。
「そういえば、自分もこんなことを思ったことがあったな」「あれは、1学期の運動会のとき・・・」のように。
本を読んで、感想・理由を書いたら、そう思うきっかけになった体験談をつけましょう。そして、その体験から考えたことを加えましょう。
例
わたしは、サキが「~~~」と言ったのが心に残りました。わたしも、サキと同じ気持ちになったことがあったからです。
それは、今年の運動会のことです。~~~ということがありました。わたしはそのとき、~~~と考えました。
体験+考えたことを読書感想文に入れると、自分にしか書けない感想文が書ける
読書感想文を書く目的はいろいろありますが、ひとつは読んだ本をきっかけに考えを深めること。
本を読んで、似た体験や反対の体験を思い出して、そのときどう思ったのかを書くようにしましょう。
そうすると、自分にしか書くことができない感想文を書くことができますよ。
似た体験も反対の体験もなかったら、本の登場人物になりきればいい
「本と似た体験も、反対の体験も思いつかない!」という場合もあるでしょう。
それでも大丈夫。
そんなときは、本の登場人物になり切りましょう。
「わたしがサキだったら・・・」のように、登場人物の立場だったらどうするか。どうしてそうするのかを書けば、これもその子にしか書けない感想文になります。
「読書感想文=体験談+考えたこと」で、その子にしか書けない個性ある感想文を書こう
いかがでしたか。
感想文のコツはつかめたでしょうか。
体験談を入れると、ある程度の説明が必要になるので、文字数が進まなくて苦労していた子もほっとします。
自分のことだったら書きやすいですもんね^^
ぜひ今年の読書感想文は体験談+考えたこと、やってみてください。
すてきな感想文が書けますように。