目標を立てたはいいけれど、すぐにつまずいてしまう。
そのままやる気がなくなってしまって挫折・・・
そんな経験ありませんか?
研究によると、元旦に立てた目標を達成できる人は8%。
なんと、92%もの人が挫折しているんです。
ということは、「目標までにつまずくのが当たり前」という考えを頭にいれつつ、つまずいたときにすぐに立ち直せるようにするのがポイントになります。
本記事では、子供たちに伝えたい目標達成までの道のりと、立てなおし方についてご紹介していきます。
目標達成までの道のり
ではさっそく、目標達成までの道のりについてお話していきましょう。
目標までの道のりはまっすぐではない
目標を立てたときって、すごくやる気に満ちあふれていて、「ぜったいに達成してやる!!」って思いますよね。
そして、達成までの道のりを直線で描きがちです。
こんなイメージ。
実際の目標までの道のりイメージ
でも、実際の目標達成までの道のりを考えてみてください。
- 今日は疲れてやりたくないな……
- いい方法だと思ってたのに、やっぱりムリだ!
- 毎日やろうと思ったのに昨日うっかり忘れてしまった
こんなことが起きますよね。
つまり、目標に届くまでには、うまくいかない日があることが当たり前なんです。
目標達成させるには、立て直し力が重要
目標達成までの道のりを理解しておくと、
「うまくいかなくても当たり前^^」という感覚をもてますよね。
だからこそ、目標を続けられなくなった時にうまく立て直せるかどうかが大きなポイントになります。
コツ1 毎日やろうと思わない
一つ目のコツは、「毎日やらなければならない」という思いをなくすこと。
義務感が出てくると、脳は目標をストレスに感じます。
「ほぼ毎日やればいい」というようにゆる~く考えられるといいですね。
コツ2 わざとチートデーをつくっておく
2つ目は、わざとチートデーをつくっておくこと。
計画的に、「この日はやらなくていい日」を決めておくことです。
たとえば学校も、「まだ火曜日か~」と思うとなんだか疲れてしまいますが、「もう金曜日!休みまであと1日!」と思うと頑張れますよね。
その考え方を上手につかいましょう。
目標は、今の自分にとって少し難しめの内容であることがほどんどです。
計画的にお休みの日で「今日頑張って、明日は気持ちよく休むぞ!」とモチベーションを高めましょう。
コツ3 達成までには挫折が3回あると思っておく
アニメやドラマのストーリーを考えてみましょう。
ハッピーエンドのストーリーは、主人公が失敗や挫折を繰り返しながら成長し、夢や目標を達成させます。
話がおもしろいのは、夢や目標がすぐには叶わないから。
なにか問題が起きてピンチを迎える。
あきらめそうになったけど、何とか立ち直って頑張る。
そうして続けていくことで、目標達成を果たします。
何も問題が起きなくてただただスムーズに夢や目標が達成できてしまったらどうでしょう。
とってもつまらないストーリーだと思いません?
そんな話誰も見ないし、主人公も特に満足感も幸せも感じないんですよ。
わたしたちの現実も同じです。
うまくいかないことや、難しいことがおこるのは当たり前。
そこを乗り越えてゴールにたどり着くから、目標達成したときに喜びを感じられます。
目標を決めた段階で、大きな挫折ポイントが3回くらいくると心づもりをしておきましょう。
そこを乗り越えることで喜びが大きくなります。
そう思うと、問題が起きるのが少しだけ楽しみにもなりますね^^
つまずきは起こるのが当たり前 頑張っている証拠だと伝えよう
子供たちはモチベーションがあがりやすいけど、同時にすごく冷めやすい部分ももっています。
少し困難が起きただけでせっかく決めた目標をあきらめてしまうのはとってももったいないこと。
どんなに間があいてしまっても、もう一度再開すればあきらめたことにはなりません。
ひとりで目標達成のゴールを見るのは大人のわたしたちでも難しいこと。
必要なサポートをしながら、達成を味わわせてあげましょう^^
そもそもどんな目標を立てればいいの?という方は目標の立て方を知って子どもに達成感と自信をプレゼントする方法 をお読みください!
達成できるかどうかに大きく関わってきます。